当店の常連さんが購入したニッサンGT-Rの紹介です。

★GT-Rがやってきた!Yah! Yah! Yah!★

えっ、「タイトルが古い!」って?
古いってことがわかるアナタも歳がバレますよ・・・
なんて話はどうでもイイんですが。

 ニッサンが満を持して発売した新型GT−R!
とうとうスカイラインじゃなくなり、単独車種となりました。

 最近発売のカー雑誌には記事がたくさん載っているし
テレビでも特集番組をやっていました。
それぐらい注目を集めている車ってことなんでしょう。

「300km/hでも隣の人と会話ができる!」なんて話もありますし
パワーも今までのGT−Rとはケタ違いですもんねえ。
(価格もケタ違いのようですが・・・)
庶民には手の届かない車になっちゃいました。

そんな「ニッサン GT−R」を当店の常連さんが買ったのです。
けっこう前に注文していたので、こんな早い時期での納車になったみたいです。

オーナーさんはご兄弟揃ってのGT−Rフリークなんです。
R32からR34まで必ずどちらかが買っていたんですよね。
R33の時には1台づつ持っていたほどですから。
しかも
「ノーマルGT−R」「Vスペック」だったりして・・・

まあ、その頃と違ってお二人ともヨメも子もある立場ですから
こんな浮世離れした車は当然反対されますよね。
そこんところはどうやって煙に巻いたんでしょうかね?

 

ディーラーに車を取りに行って、その足でウチの店まで来てくれました。
メインオーナーであるお兄さんは少々興奮気味。
こっちも当然テンション高くなってます。
夜だったのでデジカメのストロボが届かず
ちょっと暗い写真になってしまいました。



 

発表直後は好き嫌いの分かれたデザインですが
現車は写真よりはるかにカッコよかったです!
やっぱり生で見るのが一番ってことですかね。

それにしてもかなりデカかったですねえ。
予想をはるかに上回るボリューム感でした。
ボディカラーがブラックなのにこんなに大きく感じるってことは
白やシルバーだともっと大きく思えるんでしょうねえ。



 

さっそくリフトに載っけてあれこれチェック!
リアフェンダー廻りは特にボリューム感がありますねえ。



 

上から見るとこんなカンジ。
普通こんなふうに見ることはありませんけどね・・・





外で撮った写真よりは少し明るいでしょう。



 

「GT−R」エンブレムのデザインはあまり変わってないんですね。
ボディがデカイからエンブレムが目立たないような気が・・・



 

肝心の心臓部!
V6 3.8リッター ツインターボで
480PSって言うんだから
とんでもないエンジンってことですよね。
これでノーマルなんだから・・・ 



 

とても純正とは思えない太さのマフラー。
この太さで4本出しなんですから。



 

 リアのディフューザーはカーボン製。
いったいいくらするんでしょうか?



 

中間パイプもけっこう太めです。
フロアトンネルにはゴッツイ補強が入っています。
これで剛性感はかなり違うんでしょうな。

 

 

フロント255でリア285の20インチ。
パッと見Sタイヤのように見えるタイヤは
「ポテンザRE070」
インプレッサとかにも付いていたタイヤですよね。
BSの純正装着専用のブランドです。

 

 

フロントブレーキは「ブレンボ」の6POT。
ローターも穴開きタイプの2ピースローターになっています。
そういえばインプレッサにも6POTがありましたよね?

聞くところによるとパット交換の時には
ローターも同時交換で、1台分で数十万円もするらしい・・・
純正品を使わないと保証が効かなくなるそうで
作業もディーラー以外ではしちゃあダメなんだってさ。

 

 

ちょっと変わったドアノブです。
後の部分を指で押すと、前の部分が飛び出してくるので
それを引っ張ってやればドアが開きます。
慣れるまではやりにくいかも・・・

 

 

インパネ廻りです。
あまりスパルタンな印象はありませんね。
まあ、価格が価格ですから高級感やいろんな装備も必要でしょうから。

シフトノブに注目!
「あれっ、オートマ?」って思うでしょ。
F1とかでお馴染みのセミオートマなんですよね。
いわゆるトルコンではなく自動でクラッチ操作をしてくれるシステムなんですよ。
ですからクラッチペダルはありません。
(ってことはAT限定免許でGT−Rが運転できる!)

ATモードとマニュアルモードがあってマニュアルモードの時は
パドルシフトで変速できるそうです。
最近のフェラーリやBMWのM3なんかも同じ様な機構ですよね。

でも普通のAT車とは当然ながら構造は違います。
ミッションは普通のマニュアル車と同じ様なギア使ってるし
クラッチもちゃんとあるんですよ。
しかも
6プレートだって 言うんだから。
なんとそのクラッチがデュアルで装備されているらしい・・・
チューニングカーも真っ青ってカンジです。

 



ちょっとピンボケになっちゃいましたが
これまたスグレモノのマルチディスプレイ画面です。
水温やブーストなどのメーターになるのはもちろんのこと
なんと加速G・減速G・コーナリングGまで表示することができるんですよ。
しかも20秒間ぐらいのデータロガー機能付きで!

画面の上に「1・2・3〜E・F・G」ってあるでしょ。
右にあるダイヤルを回すと順番に画面が切り替わっていくんですよ。
データロガーの画面は実際に走らないとグラフが出ないので
写真を撮っていませんけどね。

 



こちらがトランクです。
容量ちっちゃい!
開口部狭っ!!
トランクの実用性なんか
「これっぽっちも考えて無い」ってかんじの作りです。
リアバンパーとかのボリュームがあるので
重い荷物を載せるのはかなりシンドそう・・・




そうそうじっくりと見ることができる車じゃないと思うので
貴重な体験をさせてもらいましたね。
しかも発売直後のこの時期なんですから。
ちょこっと運転もさせてもらったし。
(リフトから外に出しただけを運転とは言わないか?)