HR31スカイライン テンションブッシュ交換作業の紹介です。

★HR31スカイライン テンションブッシュ交換★


5穴への変更作業が終わって、ホイールをトルクレンチで
増し締めしていると・・・
「あれっ、タイヤが前後方向に動くゾ!?」
「こりゃおかしい!」と言う事でチェックしてみると、
テンションブッシュにガタがありました。




車がリフトに上がった状態や、降ろしてしまった状態だと
ガタがでているのがわかり難い。
ちょうどこれぐらい車が浮いた状態で
タイヤが少し接地しているぐらいがわかりやすいんです。





ブラケットとブッシュの間に
すき間があるのがわかりますか?
普通の点検(車検時とかの)だとわからないですよねえ。





まずはセンターのナットを緩めます。
 




次にロアアームに固定されている部分の
ナットを緩めてテンションロッドを外します。





テンションロッドをブッシュから抜き取ります。





新旧ブッシュの比較です。(右側が新品)
かなりヘタっていますねえ。厚みが全然違います!





反対側のブッシュもこのとうり。
やっぱりかなりヘタってます。
こんな状態だとガタがでても当然ですよね。





ブッシュの真ん中に入るカラーもヒドイ状態!
サビでボロボロです。


 


ブッシュを交換してロッドを取り付けます。
ナットの締め付けは車を降ろして(1G状態)で
本締めをしないといけません!





ブラケットとブッシュのすき間も無くなって
完全にリフレッシュしました。


年式や走行距離からすれば各部にガタが出てくる頃です。
スカイラインに限らず、このぐらいの年式の車を維持するには
やはり定期的な細かい点検が必要ですね。

思わぬところがヒドイことになっているかも・・・
当店は80’Sなどの旧車も得意にしてますから
(店長が新車当時を知っている年寄りだから?・・・)
何でもお気軽にご相談ください。