★レンズリフレッシュ作業★
最近の車はヘッドライトにプラスチックレンズを使っています。
ガラスに比べてライトの形状を自由に作れるので、
メーカーとしては便利がイイのだと思いますが・・・
しかしプラスチックレンズは古くなってくると
黄ばみで汚くなってきます。
(ト○タ車に多いというウワサも・・・)
HIDやLEDバルブなどでライトを明るくしても
レンズが黄ばんでいたら性能を100%発揮できませんよねえ。
それにがんばって洗車をしてもライトが汚いと効果半減!
そこでレンズリフレッシュの登場です!
レンズの黄ばみを落としてやって
透明度を復活させる作業です!!
(新車同様とまではいきませんが・・・)
黄ばみの原因は、ポリカーボネイト製の樹脂レンズが
紫外線や経年変化による劣化で表層割れをおこし、
そこに汚れが体積することにより発生します。
従来の方法では表面に体積した汚れを除去するだけだったため、
1ヶ月ほどで再度黄ばみが発生していました。
レンズリフレッシュでは表面の汚れを除去するだけでなく、
劣化して変質してしまったレンズの皮膜や、
表層割れに溜まった汚れをも除去することで、
レンズの透明度を復活させます。
専用のクリーニング剤が表面の汚れや劣化した皮膜を
溶解して浮かせます。
それを拭き取ることで透明度が復活します。
特殊な成分のクリーニング剤ですので、
劣化していないレンズの材質への影響を軽減しています。
そして最後に特殊コーティングを施すことにより、
表層割れの再発を抑えることができ、長期間の耐久性を発揮します。
★作業工程★
店長Mizoの愛車ウィッシュです。
まっ黄っ黄というほどではありませんが、
表面が黄ばんでおり透明度が悪くなっています。
ライトの周辺をマスキングし、クリーニング剤を塗ります。
しばらくすると汚れや変質部分が浮いてきますので、
手のひらで全体を撫でるようにこすってレンズから分離させます。
汚れ等で白かったクリーニング剤が茶色に変色します。
タオルで汚れを拭き取るとご覧の状態です。
汚れや変質した成分がクリーニング剤によって除去されています。
この工程を3回程度繰り返します。
3回目になると汚れ等がほとんど残っていないため、
クリーニング剤は変色せず白いままの状態になります。
透明度が復活したらコーティング剤を塗ります。
コーティングを施すことで、レンズ表面の劣化を防ぎ
黄ばみを長期間抑えることができます。
作業前後の比較です。
あきらかに透明度が違いますよね〜。
内部のリフレクター等も鮮明に見えています。
クリーニング剤には研磨成分は入っていませんので、
レンズ表面にキズを付ける心配もありません。
さて、気になる肝心のお値段ですが・・・
左右で¥5、000〜(税別)
という価格設定にしております。
ライトの大きさ・形状(作業のしやすい形かどうか)
・黄ばみ具合などによって価格が変わります。
ちなみにこのウィッシュのライトで・・・
左右で¥8、000(税別)です。
(黄ばみ具合で変動します。)
★オプション★
表層割れがレンズ深度にまで達している場合には
波状の模様として残ることがあります。
そこでこの模様も除去するオプションをご用意しました。
クリーニング剤での黄ばみ除去が完了後、
コンパウンドを使ってポリッシャー仕上げをします。
これによりほとんどの波状模様も消すことができます。
オプション価格は
左右で¥2、000〜(税別)です。
(ライト形状等により変動します。)
*ご注意
レンズリフレッシュの作業は、レンズ表面の
黄ばみにのみ対応しています。
緑の
矢印の部分に見られるような、リフレクターのクスミや
レンズ内側の汚れやクスミには効果がありません。
また、赤い矢印部分のようなレンズ内部にまで
及んでいるヒビ・キズなども消えません。
透明度が回復して初めて判明する汚れやキズなどもありますが、
そういった箇所には対応できませんのでご了承ください。
*レンズの透明度は新品に比べると劣ります。
*レンズの状態によっては左右で仕上がりに差が出る場合があります。
*コーティング効果はあくまでも最長1年間となっております。
(1年間の効果持続を保証するものではありません。)
*ヘッドライトの形状・レンズの状態によっては
作業をお断りする場合があります。
*コーティング保護のため、作業後24時間は
洗車をしないでください。
レンズ表面もあまり触らないでください。
*コーティングの乾燥に時間が掛りますので、
5〜6時間はお預かりするようになります。
特に雨天時は長めにお預かりします。
テールレンズやサイドバイザー等の施工も可能です。
黄ばみがかなりヒドイ状態の場合には、
この施工では除去できないことがあります。
(初期型ヴィッツ等によく見られるまっ黄っ黄の状態)
その場合はこちらの施工で!
従来のペーパーで表面を切削する施工です。
ペーパーの目が残ってしまうため、
透明度が通常バージョンより落ちますので、
よほどヒドイ黄ばみ以外には推称しておりません。